オゾン層とフロン

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近年、オゾン層がフロンによって破壊されているという報道等を耳にしますが、いったいオゾン層とは何なのか、それが壊れると何がいけないのかを述べたいと思います。

オゾン層

オゾンとは3つの酸素原子、記号だとO3(オースリー)です。O2(オーツー)は酸素のことですので、酸素分子にもう一つ酸素原子がくっついたのがオゾンです。空気中の紫外線照射で発生するらしいです。

筆者の無知で稚拙な発想だと、酸素原子3つの濃い酸素というイメージを持ってしましましたが、意外にも有毒な気体で臭いとのこと。オゾンとはギリシャ語で「臭い」という意味だそうです。

オゾン層

20~30km(オゾン濃度が高い範囲)のはるか上空(地上より紫外線が強い)に、そのオゾンの層が出来ていて地球を有害な紫外線から守っているといわれています。

地上でも紫外線は届いているのでオゾンの存在が0ではないらしいのですが、紫外線照射のより強い上空で層になるということだと思います。

ちなみに、オゾン層は上空なので空間でフワフワしている感じなのですが、もし地上と同じ1気圧だったら3mm程度と言われています。

フロン

自然界には存在しなかった気体で、1928年頃に科学者によって開発されました。

無色透明、においも無し、人体には無害、化学的に非常に安定しているなどの特徴があり、身近なものでは、エアコンやスプレー、冷蔵庫などに利用されています。

まあ、エアコン・スプレー・冷蔵庫と聞けば、世界中で膨大に利用されていることは容易に想定できますね。

そして、長年フロンを空気中に放出し続けているのですが、無害なので問題はなかったのです。しかし、化学的に安定しているのがまずかったらしいのです。

オゾンホール

化学的に安定し無害ということは、ほかの物質と反応しないということ。よって空気中にはそのまま残ります。

そして上空にまで到達すると、地上では弱かった紫外線によって初めて反応、分解されます。このとき塩素を放出するらしいのです。

オゾン層

その塩素がオゾンを分解してしまうのです。オゾンホールとはまさに分解によって出来たオゾン層の穴のことで、ついに南極上空に発生してしまいました。発見は1984年だそうです。

もはやオゾン層は言わば虫食い状態ともいわれていて、このままでは強い紫外線が地上に届いてしまうかもしれません。ご存知のように紫外線は有害なので、生物に与える影響は計り知れません。

フロン規制

オゾン層が破壊されていることが知られてからは、世界規模でフロンの規制が進んでいます。フロンを放出しないように世界中で努力していますね。オゾン層を破壊しない代替フロンも開発されました。

空気中のフロンを回収したり、オゾンを人工的に作るよりも、今後もフロンの規制を進めていくことが大事とのこと。

まず、空気中に放たれたフロンは、もはや集めることはできないそうです。例えば水の張った水槽にインクを垂らし、インクのみを回収できないことと同じらしいです。

また、オゾンは人工的に作れるそうですが、オゾン層とまでいくと地球規模のお話なので作る量は想像を絶するし、さらにそれを上空まで運ぶとなると、とても現実的ではないそうです。

たとえ、人工オゾン層をやったにしても返って地球に悪影響を与える可能性は大きい、というほど物凄い作業らしいですよ。

よって、フロンの放出を最小限に抑えることが最も現実的で効果的ということですね。

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